打物のお稽古がありました。 どのように打ち、どのような音を出すのか 単純な行為に思えるためか、 多くの人が熱心になるのは 曲に合わせて打つことなんですよね。 私は途中から楽器の調整作業を始めてしまったのですが、 （鼓の音色を調整していました
コラム
卒業
暖かくなってきました。ご卒業という皆さんもたくさんいらっしゃると思います。おめでとうございます。これからますます楽しみな日々ですね。卒業があるから新たな成長がある。学校は自動的に年月が過ぎればまたは一定の学びによって単位取得できれば卒業できますが、技の世
強すぎるのも困りものです
空は晴れているほうがとても気持ちよく過ごせますが、雨や雪が落ちる日も風が吹く日もあるわけです。しかし太陽がぎらぎら照りつける日照りが続きすぎるとやがて大地はカラカラになって、生命も死に絶えてしまいます。つまり、太陽も良し悪しといえますよね。物事に向かう気
過去を見つめる
譜面、楽書など文献の中に過去の記憶を見る師匠から受け継ぐ技の中に過去の記憶を見るこのうちのどちらかひとつだけでは一部の記述を妄信することで、見逃されてしまうかも知れない音色や動き根っこを持たない演奏の暴走が生まれてしまうと思います。形に残るものと形に残り
琵琶の祖
平安時代前期に活躍した楽人、藤原貞敏は若い頃から音楽に精通し、鼓や琴などを好んで演奏していたといいます。遣唐使として唐にわたり、琵琶の名手である簾承武に弟子入りしました。短い期間（数ヶ月といわれる）で、曲を習得し、さらに数十曲の楽譜を授けられ、帰国の折に
