笙には17本の竹があり、そのうちの15本に簧(した・リード)が取り付けてあります。

080630-210042


ちょっとリードの部分が見えにくいですが。。。


またそれぞれの竹に名前がついており

「千・十・下・乙・工・美・一・八・也・言・七・行・上・凢・乞・毛・比」

読みは

「せん・じゅう・げ・おつ・く・び・いち・はち・や・ごん・しち・ぎょう・じょう・ぼう・こつ・もう・ひ」


笙の奏者はこの竹の名前に加えて、合竹(あいたけ)という竹の組み合わせを覚えて演奏をしていきます。
すごいですよね。


さて、久しぶりに雅楽クイズの解答です。

第5問「リードが外され、音が出ない竹は?」 


正解は「」と「」でしたね。


「野暮(やぼ)」の語源となったといわれているものです。

どんな音色がしていたのでしょうね。これまた簡単すぎましたね。。。