瑞朋会の報告を再開しますね。

さて、今回の会場である（次回も会場になりましたが）葛西区民館のホールの利点は、舞台脇すぐのところに畳敷きの和室があるところ。

すごく使い勝手がいいんですよ。



開演後その楽屋では舞人の着付けが主に行われていました。

また今回の舞人さんたちが胡蝶の装束が似合うんですよ。

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前半にともに篳篥の演奏に参加していた、千尋さんも着々と準備を進めます。


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今回、諸事情によりかなり大き目のシカイを履くことになってしまった千尋さんは、その違和感を払拭しようと何度も何度も繰り返し足元を確認していました。

ガバガバのシカイを履いて舞うことほど舞人にとってつらいことはありません。



彼女はご存知のとおり、小学生です。（最近では私の身長をすっかり抜かし、大人と間違われることがほとんどですが）

ですが、突然のアクシデントにもかかわらずこうして自身のコンディションを把握し本番に望もうとする心構えはすでに立派な「舞人」です。

立派な舞人であることに、年齢は関係ありません。


本当はベストコンディションで本番を迎えさせてあげたかった。

本気で本物を目指し、日々お稽古を重ねていた舞人の足をこうした形で引っ張ることは一番あってはいけないことです。


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さてさて、最後は準備万端で緊張の中にも笑顔を見せる舞人さんたち。
最後の演目まで出番を待ちます。