雅楽-gagaku-あれこれ

雅楽演奏家による 雅楽情報満載のブログです

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更新情報

今夜(11日深夜)のTBSの番組「ワンステップ」は非常に面白い内容でした。群馬県のある村に派遣された音楽家の卵たち。それぞれ東京芸大の絶対音感の持ち主など音楽専攻の学生たちなのですが、その彼らが失われてしまいそうなその地の伝統芸能を守るという企画。その方法は獅

また芸術の秋真っ只中。雅楽にとっては演奏機会の多い季節です。今月開催予定の雅楽演奏会をピックアップしました。ここでは新しい情報が入り次第随時更新し、最新情報をお届けしています。ぜひ鑑賞の参考になさってくださいね!【終了】◆10月3日(土)・・・仲秋。 この日
『10月の雅楽イベント【随時最新情報更新】』の画像

現在上野にある東京国立博物館では御在位20年記念「皇室の名宝展」を開催中。  会期は1期と2期に分かれており、  それぞれのテーマごとに作品が展示されます。1期(〜11月3日まで)では「蘭陵王置物」(海野勝萊作)が出展されます。また2期の「正倉院宝物と書・絵巻の名
『皇室の名宝展』の画像

当ブログ上、瑞穂雅樂會HP上にて行っておりました杭州雅楽シンポジウム観覧ツアーの募集を先日5日を以て締め切りました。お申し込みくださった皆様、ありがとうございました。雅楽や韓国伝統舞踊公演・シンポジウムの観覧に加え、杭州・西湖を堪能できるツアーとなりそうです
『杭州雅楽シンポジウム観覧ツアー締め切りました』の画像

文芸春秋社から 「蘭陵王」 田仲芳樹 著 (2009年9月26日) という本が出版されました。あの雅楽の名曲「蘭陵王」のストーリーを小説にしたもので、作者田中芳樹氏もずっと温めてきた素材なんだそうです。(インタビューにも)まあ、もともと蘭陵王は北斎の王高長恭の実
『「蘭陵王」の物語』の画像

今日は朝から台風で電車など乱れましたね。私は職場まで2時間かかりました。。。。新小岩はJRストップ。。。さて、各地に被害をもたらした今回の18号。こんなところにも被害が及んでしまいました。岩清水八幡宮では摂社の狩尾社の檜皮の屋根や、大徳寺の塔頭、興臨院の屋根【
『台風一過』の画像

10月4日(日)は大安この日に結婚式を挙げられた方は多いのでしょうね。私たちも結婚披露宴での演奏依頼をいただき、明治記念館へ行ってまいりました。篳篥の受講生のお知り合いの方のお祝いの席でした。   記念館内の料亭が会場です。とっても趣のあるお部屋。  こち
『雅楽で結婚披露宴を彩る』の画像

10月4日(日)葛飾区奥戸にある「八劔神社」(やつるぎじんじゃ)の例大祭に奏楽と舞楽奉仕をしました。  この日は幸い 天気に恵まれました。残念ながら、メンバーは全員奏楽に出てしまったため、演奏や舞の様子は画像ではご紹介できません。すみません(´;ω;`)祭典では
『八劔神社例祭奉仕』の画像

全国さまざまな雅楽関連ニュースをご紹介します。◆10月3日の仲秋に富山県高岡市  富山新聞宮内庁式部職楽部による雅楽公演がありました。それにあわせて、雅楽ワークショップが行われたそうです。←この写真の記事へ(こちらは公演の方の記事です)(写真:読売新聞)◆9
『雅楽関係ニュース記事』の画像

後半は小野雅楽会さんによる舞楽です。振鉾(えんぶ)  一節。続いて右舞「長保楽」「長保楽」は右平舞の基本的な動きが詰まった舞。最後は左舞「賀殿」この特徴的な動きが見せ場のひとつ。揃うときれいなんですね。杜の木々と回廊に囲まれた舞台は暗闇に美しく浮かび上が
『赤坂の中秋◆戮硫菫

さて、昨日より先日の赤坂日枝神社の観月祭の模様をご紹介していますが大宮氷川神社で同日に開催された観月祭も。  主役のお月さま。 赤坂ではうまく見えませんでしたが、 大宮ではくっきりですね。当日の演目は 御神楽:人長舞「其ノ駒」 神楽:「浦安の舞」 管絃:
『大宮氷川神社の観月祭』の画像

しばらく前の話題ですが、先月千葉県の八千代市で雅楽の催しがあったそうです。演奏などを行ったのは上野雅楽会。安倍先生は今回特別参加(?)だったようです。当会の千葉県在住の会員が新聞記事を見つけ、すぐに問い合わせたそうなんですが、もうすでに定員に達していると

明日、10月6日(火)  17:00〜19:30越谷大沢香取神社 にて 「観月祭」があります。10月3日にどこへも行けず、仲秋を味わえなかったという方にはぴったりかもしれません。お茶席などもあり、参加費は1000円。武蔵楽所による雅楽演奏のほか、琴の演奏などもあるそうです

おととい10月3日はあまたの中秋の管絃祭のなかから赤坂日枝神社の管絃祭にお邪魔してきました。   社殿前に設営された 特設舞台  会場内はゆうに1000人を超える観客で埋め尽くされていました。  はじめは日枝神社の方々でしょうか、 (パンフレットもらえなかったの
『赤坂の中秋 戮硫菫

明日10月4日(日)11:00より(祭典開始)瑞穂雅樂會では、葛飾・八劔(やつるぎ)神社の例大祭にて祭典楽奉奏および舞楽奉納をいたします。殿内はご参列のみなさんがいらっしゃいますのでお入りいただけませんが、社殿の外からならご覧いただけます。祭典奏楽:平調数曲舞楽

今日は仲秋。今日行われる雅楽演奏はすでにご案内いたしましが、名月に詩歌管弦を楽しむのは古来の風習です。もちろんこの習慣も中国の影響を受けたもので、船浮かべて水面に映る月の姿を楽しむという中国のスタイルがそのまま日本へ伝わり、平安貴族たちは杯や池に月を映し
『お月見』の画像

今日10月3日(土)は仲秋です。雨も上がり日が差してきました。天気も回復、今夜は仲秋の名月が楽しめそうですね。今日は土曜日ということもあって色々なところで雅楽演奏が目白押し!!ここでは、ほんの一部になってしまいますがご紹介しますね。(これまでの情報をすべ
『2009年の仲秋 10月3日(土)【最新版】』の画像

瑞穂雅樂會は来る11月12日より中国杭州にて「唐宋時期中日韓樂舞文化交流学術検討会(シンポジウム)」に参加します。これは杭州師範大学(国立)、韓国呈才研究会との共催交流イベントです。当日は呈才研究会による韓国の宮廷舞踊、瑞穂雅樂會による「其ノ駒」、「納曾利」
『杭州雅楽シンポジウム観覧ツアー募集』の画像

昨日10月1日ユネスコが認定する無形文化遺産への登録が決定しました。日本からは京都祇園祭の山鉾行事や早池峰神楽、大日堂舞楽、アイヌ古式舞踊など13件が選ばれたのですが、その中の1つに雅楽が含まれています。ただし、この雅楽の認定は宮内庁式部職楽部に限定されたもの
『無形文化遺産』の画像

千葉県にある香取神宮では10月25日(日)に天皇陛下即位20年 天皇皇后陛下ご成婚50周年記念奉祝雅楽演奏会を行います。当日の演目は神楽:浦安の舞管絃:老君子    朗詠 嘉辰    陪臚舞楽:迦陵頻 陵王会場:香取神宮神徳館観覧は無料。先着80名。10
『10月25日千葉県香取神宮雅楽演奏会』の画像

続いては、荻窪と川崎での講座をご紹介します。いずれも住宅街やビジネス街を抱えるターミナル駅に直結しています。交通の便も良く、便利です。「新宿からわずか10分!お仕事からご自宅までの楽しい寄り道に。」読売日本テレビ文化センター荻窪 ひちりき講座  第1・3・5金
『雅楽始めませんか?10月スタートの雅楽講座◆ 敕豕西部・神奈川】』の画像

もうすぐ9月も終わりですね。今年も残りあとわずか。。。。。。我々瑞穂雅樂會楽師が出講する各地の文化センターでは10月より新講座が始まります。先日の発表演奏会を終え、一区切り。10月より新たな楽曲を一から学んでいきます。これから始めたい!というかたも「今がチャン
『雅楽始めませんか?10月スタートの雅楽講座  敕豕東部・千葉編】』の画像

昨日は錦糸町教室7月期の最終回でもありました。今期の課題曲は「越天楽」でしたが、前日の発表演奏会でも東西対決として2組に分かれて演奏されました。今回はその反省を踏まえながらの最終稽古。後半は笙の皆さんも参加しての合奏になりました。ここ錦糸町では篳篥と笛が
『錦糸町講座にて越天楽合奏稽古』の画像

今週末の雅楽イベントをご紹介します。遠方のものもありますが、お近くにお住まいの方近くにいかれるご予定のある方せっかくだから足をのばしてみようという方、ぜひどうぞ。◆9月26日(土)●昔話と雅楽の夕べ 宮美の刻 18:45〜/19:30 富士山本宮浅間大社 特設舞台 

今月は先日の品川での中学生の演奏もしかり、「若い力」が雅楽の世界にみなぎっている(?)ようです。続いては小学生による浦安の舞です。「和の調べ」9月26日(土)・27日(日) 18:30〜沼津御用邸記念公園(入場料:100円)静浦小学校の児童による浦安の舞が上演される

高麗神社は高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)をご祭神とするお社です。   お参りをしてお札所にいくと参拝客が神職さんになにやら尋ねています。― (参拝者)ここは日本の神社なのよね?じゃあ祀ってあるのは誰なの??― (神職さん)えー、お祀りしているのは、
『大人の遠足−高麗神社と巾着田−』の画像

さて、高麗駅から徒歩で20分ほど、のどかな自然が広がる巾着田へ到着。     美しい真紅の絨毯が広がります。すごくきれいでしょう?感動しました。そして、巾着田で行われているお祭りの会場へ。そろそろおなかもすいてきたところ。お目当ての「高麗鍋」を目指します。
『大人の遠足−高麗神社と巾着田−◆戮硫菫

21日は先日来募集していた大人の遠足第1弾、「曼珠沙華が満開の巾着田と高麗神社の舞楽演奏を鑑賞する」を実施しました。朝10:30西武線高麗駅に集合池袋から特急で約1時間。この時期は特急も増発されますが、満開の曼珠沙華を一目見ようと、列車はほぼ満席。西武線高
『大人の遠足−高麗神社と巾着田− 戮硫菫

20日夜品川区にある下神明天祖神社の舞楽奉納を拝見してきました。大井町線の下神明駅から徒歩で住宅街を行くと、提燈と出店で賑っている神社に到着。 先ずはご参拝。神社の大祭にあわせ、近くの中学校の生徒さんたちが奉納演奏に参加するとのことだったので、楽しみです。
『小中学生参加の雅楽演奏』の画像

明日、9月20日(日)19:30より品川区の下神明天祖神社にて雅楽演奏があります。道友会さんが出演されるものですが、荏原第三中学校の生徒さんも演奏されるそうです。管絃:平調「越天楽」(HPの様子からすると、中学生が一緒に演奏するのはこの曲でしょうか・・・)    

根津神社でも今日19日と20日の例大祭に合わせさまざまな行事があるのですが、19:00より(両日とも)「氏子童女」による「浦安の舞」の奉納があるそうです。もしお近くへ行かれる方は是非。今の時期は神社の秋の例大祭が各地で行われることもあって、雅楽関連行事が目白押し

先日、川崎のレッスンの際に彦根と雅楽が話題に上りました。彦根には彦根城博物館があり、そこには多くの雅楽器・楽書・楽譜などが収蔵されています。彦根城主である井伊家の中でも特に雅楽に力を入れたのは第12代藩主 井伊直亮(いいなおあき)でした。篳篥 銘砕玉彼は雅
『彦根と雅楽』の画像

今週土曜日9月19日(土)より東京目白 学習院生涯学習センターにて雅楽秋期講座が始まります。この日開講するのは◆雅楽ワークショップB(舞楽) 〜王朝貴族の舞・舞楽〜 11:00〜12:30(90分)  (全6回)◆神々の社の神事 〜神道文化を語る〜 13:15〜14:45 (全

第1シーズンでも装束については取り上げていくつかの舞楽装束と面をご紹介したのですが、今回はご参加の方のリクエストにお答えする形でさらに詳しく取り上げました。蘭陵王の装束(袍)を始め、多くの舞楽装束についている紋「五つ木瓜」 この紋のお話や 変わった刺繍のつ
『第2シーズン 第4夜 「装束に見る雅楽の正体」』の画像

さていよいよ開演です。主宰挨拶に続き各楽曲の演奏が始まります。 今回は初の試みである「越天楽」の東西対抗演奏が実現。所属している教室ごとに東と西の二組に分けて演奏し観客の皆さんに判定をしていただきました。    なかなか僅差のいい勝負になったのではないで
『第15回瑞朋会報告』の画像

リハーサルでは  出入り、座り位置の確認、そして各楽曲の冒頭部分を合わせます。  主席からも本番に向け最後の指導が入りました。迫りくる本番にそれぞれ緊張が高まります。
『第15回瑞朋会報告◆戮硫菫

今回の会場はなかのZEROホール。 小ホールですが客席数は500を越えます荷物の搬入が終わり、早速舞台作りを開始。 まずは舞台中央に三間四方の平台を置いていきます雅楽の舞台は三間四方の地敷(緑色の絹地)の周りに半間の白布、そしてその外側に高欄(赤い欄干)を巡らせ
『第15回瑞朋会報告 戮硫菫

9月21日(祝・敬老の日)埼玉県日高市にある高麗神社(こまじんじゃ)では舞楽奉納が行われます。これは毎年同神社で開催されている「高麗郷文化フェスティバル」 (2009年9月12日〜26日)の中でのイベントです。当日は3回にわたり上演される予定。 10:30 「舞楽」集会乱
『高麗の郷散策【大人の遠足2009年秋 曄戮硫菫

ご報告遅くなりました。一昨日9月12日に無事第15回雅楽瑞朋会発表演奏会を終えることが出来ました。当日は雨の落ちる中、大変多くの方に会場にお運びいただき、誠にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。また次回 第16回雅楽瑞朋会発表演奏会は2010年3月を予定し

先日火曜日9月8日は川崎センターの今期最終稽古でした。最終回は今期の課題曲であり、発表演奏会の課題曲でもある平調「越天楽」を篳篥と龍笛で合奏しました。篳篥も考えられないくらい大きな音が出るので、びっくり。合奏でもかなりまとまったレベルでの演奏が出来ました。
『川崎にて』の画像

いよいよ発表会も明日に迫りました。ご参加いただく皆さん、そしてご観覧いただく方々のご参考までにホールへの道筋をご案内します。最寄駅はJR中央線・東京メトロ東西線「中野駅」 JR中野駅ホームの階段上 案内表示には こんなふうに 「南口」の指示があります。さらに
『ホールへ』の画像

今日は3日後に迫った瑞朋会発表演奏会に向けた準備が瑞穂雅樂會有志によって行われました。装束をそろえて。。。。。  打楽器なども  風呂敷で包んで  準備します。大体の準備が整った頃それまで降っていた雨が上がりなんとか運搬車への積み込みができました。   積
『準備完了!!』の画像

今週金曜日 9月11日より東京・目白にある学習院生涯学習センターでは篳篥講座(秋学期)が開講します。1300年以上の歴史を有する、アジアの総合芸術雅楽の主旋律を受け持つ「大地の音」を皆さんも奏でてみませんか?三田主席のわかりやすい指導と一流の演奏技術で、あなたも

日曜日にいよいよ今週末に迫った発表演奏会の最終稽古がありました。今回の参加者は30余名。最初の頃と比べるとだいぶ人数も増えました。また今回は主管に挑戦する人が、従来の龍笛のみならず篳篥など他の楽器でも出始めており、さらにレベルアップしていることがわかります
『最終稽古』の画像

先日ここでもご紹介した出光美術館の企画展やきものに親しむⅦ 中国陶俑  へ行ってきました。古代中国では殉葬として生身の人間や高価な調度品などを一緒に埋葬する慣わしがありました。これは死後も生前と同じように生活を営むと考えられていたからだそうです。そして、
『古代中国人の眼』の画像

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